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大口調達 · リブの伸長と回復

セーターの袖口と裾:量産前に伸長と回復を承認する

リブ袖口と裾は、自然状態の寸法、着脱に必要な開口、合意した伸長と静置後に保たれる形状を別々に承認します。袖口幅が寸法表に合っていても手を通しにくい場合や、容易に広がっても緩んだままの場合があります。量産承認前に、実際の服に対する手順と判定条件を記録してください。

WTBFによる ニットの買い方ガイド

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リブ袖口と裾のあるセージグリーンのセーター、自然・拡張・解放状態を示すクリーム色のリブ試料3点と無地の承認カードを配した概念イラスト。

部位ごとに開口と着用条件を定める

プルオーバーを仕入れるブランドにとって、手首に沿う袖口と軽く絞った裾は目的が異なります。リブの各位置と対象サイズ範囲を指定し、留め具を開かずに袖口から手を通す必要があるか、裾を体に沿わせるか緩くするかを明記します。想定着用者と重ね着条件も伝え、適切な人台や試着者、確認する着脱動作を合意してください。全ての部位に「リブをきつくする」とだけ書いても、使いやすさと外観目標は定まりません。

自然寸法・伸長・回復を別々に記録する

合意した自然状態で、測定点と単位を明記して完成服を測ります。開口は平置き幅か全周長かを明記し、仕様で混在させないでください。次に、伸長方向、目標開口または所定荷重、器具、保持時間、反復回数、静置時間を定めます。解放後は同じ基準点で結果を記録します。条件を定めず手で引っ張った試料は比較補助であり、再現可能な受入方法ではありません。弾性の数値評価が必要なら適切な試験方法を試験機関に選定してもらいます。

注文前に合意するリブ承認記録
要求事項記録内容決定
自然状態の寸法部位・サイズ・平置き幅または周長・測定状態合意した寸法公差
着脱に必要な開口開口または荷重・方向・保持時間・回数使用可能な開口と許容外観
解放後静置時間・再測定値・目視形状残留寸法変化と外観の合意限度
洗護後洗護方法・回数・乾燥方法・再確認洗護後の独立した判定条件

身頃との接合部を含めて完成服を承認する

量産予定の糸、リブ組織、指定の弾性糸、接合方法、仕上げで試作します。単体のリブ試料だけでは組立後の開口や接合部を承認できません。左右袖口の対称性、裾の広がりや絞りすぎ、合意した動作後の糸切れ・隙間・変形を確認します。対象の最小・最大サイズと、個別承認が必要な色・素材違いも確認し、承認範囲を記録してください。弾性糸を追加するだけで不適切なフィットや組織が解決するとは限りません。

洗護後の確認と伸長試験を区別する

洗護後の回復も必要な場合は、洗濯等の方法、乾燥、回数、測定状態を合意してから所定の確認を繰り返します。収縮と残留伸びを一つの数値に混ぜないよう、初期寸法、洗護後寸法、伸長後寸法を別々に記録します。ISO 20932-1は細幅織物を除く布地のストリップまたはループ試験による弾性等の測定を扱い、全ての完成セーター袖口に共通する限度を定めてはいません。適用する部、版、試料、方法を試験機関に確認してください。日常的な試着だけでは規格適合を証明できません。

ISO 20932-1:布地弾性のストリップ試験の公開適用範囲

不具合を解決してから仕様を量産承認する

開口が小さすぎる、圧迫が不快、接合部が伸長を妨げる、解放後もリブが広がったまま、など原因を特定して修正試作を依頼します。リブ寸法、編組織、糸や弾性成分、仕上げの変更と、外観・組成表示・費用・日程への影響を比較してください。変更後は服全体を再確認します。承認実物、測定記録、組織の版を関連付けて保管し、その後の代替は書面承認を必要とします。回復不足を隠すために袖口を狭めるだけではいけません。

量産と大口見積依頼にも同じ確認条件を使う

量産中の抜取確認計画、確認担当者、記録方法、不適合時の対応を合意します。確認品は型・色・サイズ・生産ロットを識別できるようにします。不適合品は判断まで保留し、修正と再確認を記録してください。片方の袖口の不合格をロット平均で隠してはいけません。WTBFへの大口見積依頼には、参考服、リブの位置、糸の優先条件、サイズ範囲、型別・色別数量、開口と回復の要求、納品国を大口問い合わせフォームで送ってください。試作方法、試験責任、費用範囲、能力に基づく日程の確認を依頼します。追加試験は量産承認時期に影響し、工場出荷と到着は別の時点です。

このガイドに関する質問

袖口幅が正しければ回復性能も合格ですか?

いいえ。自然状態の幅は初期寸法を示すだけです。着脱時の伸長と、所定の解放・静置後の寸法や外観は、完成服について別々の確認条件を合意する必要があります。

全てのセーターに必要な回復率は何%ですか?

全てのセーター袖口や裾に共通する合格率はありません。試作承認前に用途、手順、測定基準、限度を買主と試験機関で合意してください。

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